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小さく始め、でっかく育てる。

FROM:中村一樹
大阪の自宅より

以前ある人から、起業したいんだけど、どうしたらいい?という相談をされました。

その人は、ある業界で仕事をしているのですが、その業界がまあヤバイと。どんなヤバイかというと、かなり腐っていて、裏で悪口・陰口が絶えないらしい。

業界自体を言えば、かなりの人の夢を壊してしまうので言えないのですが、従業員同士の仲もかなり悪いらしく、その業界にいる同じ立場の人に対して、もっといい環境を提供していきたいと。

でも、その人は全く起業をしたいと考えたこともなければ、ビジネスを始めたいとも思ったことがない。しかも、そんな起業する人を少し冷めた目で見てた人です。

そんな人が起業したいと考えるほどその業界ヤバイんだ…と思いながら話を聞いてました。その中で僕が話したことがいくつからあるのですが、一つは「小さく始め、でっかく育てる。」ということ。

#小さく始める。

起業とか、ビジネスをしたいと考える人には2種類あります。一つは、夢や希望を持って起業したいと考える人。

このような人は、結構初期の段階でビジネスを綿密に計画して、最終的には大企業を作りたいと考える人が多いように思えます。

もう一つは、今の環境や業界に嫌気がさして起業を目指す場合。こちらの人は、考えたこともないことなので、何も分かりません。起業しても、常に不安と戦っています笑

どちらにも言えることなのですが、一番最初に考えるべきことは、いかに小さく始めることができるか?ということ。

つまり、初期投資をいかに抑えるか?ということなんです。初期投資を抑えるということは、例えば家賃もそうですし、人件費。すでにビジネスをしている人ならわかると思いますが、ここってかなり金額が大きいです。

ですが、初期投資を抑えれば抑えるほど、ビジネスに失敗してもいくらでもやり直しができる。借金を背負うこともありませんし、一度ビジネスを閉めて、もう一度行うこともできます。

#あるスープのお店の始まり。

今ではかなりの大企業になってますが、あるスープ缶の会社があります。その会社の始まりは、移動販売でした。それも、自宅でスープを作り、それを近隣の人に味見してもらう。

そして改良を加え、価格を決め、お金をもらい、ワゴンを買う。そして、少しずつ営業範囲を拡大させ、少しずつお店を作っていきました。

始まりは袋入りのスープ。ですが、それが美味しかったため、近隣で噂になり、少しずつお客さんが増え、お店は繁盛していきました。

飲食店の場合、営業許可を取ったりしないといけないですが、例え取れなかったとしても、少しずつ近隣の人とか自宅の近くで行うだけで、少しずつビジネスを始めていくことができます。

スクールだって、自宅で行う人もいますよね。ホームティーチャーって言葉も今ではよく聞きますが、自宅でスクールを行うというのは昔は考えられなかったことです。

#お客さんさえ集めればok。

重要なのは、いかに初期投資を抑えて、一番最初のお客さんを手にいいれるか。お客さんさえいれば、あとは商品を作って売るだけ。

ですが、そもそもビジネスを始める前に、お客さんを集めてもいいわけです。簡単に言えば、見込み客。

「今度こんなビジネスを始めようと思っているんです。興味ありませんか?興味があれば、始めた時に連絡するので、メールアドレスを教えてください。」

これを言って回るだけ笑

実際知り合いでこれを実践したところ、彼の考えていたビジネスアイデアをすでに思いついていた人と知り合いました。ですが、彼は忙しくいいと思いながらも実行できなかった。

そこで相談した相手が共同出資者になって、僕の知り合いを社長としてビジネスをスタートさせたんです。

もしあなたが新しくビジネスを始めたいなら、まずは見込み客集め。自分の知り合いに考えていることを話していきましょう。そして、フィードバックをもらい、改良し、実際に小さく始める。

そうすれば、初期投資を抑えて、いきなりお客さんができる。そんな状況を作れるはずです。

ー中村一樹

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