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【Quiz】300万円の自転車を買った人はどんな人?

FROM:中村一樹
大阪の自宅より

ロードバイクって知ってますか?

スピードの出る自転車なんですが、実は昔から自転車が趣味で、ほぼ毎日最低でも40Kmくらいは走ってますし、土日とかだと100km、150kmくらいは余裕で走ります。

実は高校生の頃、そんなスポーツ用の自転車専門店でアルバイトをしてたんです。1台5万、10万は当たり前。高いものだと50万、100万。

もっと高いと、それこそ200万とか300万します。そんな自転車の専門店でアルバイトをしてました。もちろん僕が持ってる自転車も高いです。確か100万くらい。

何がそんな高いの!?と思うかもしれませんが、あらゆるパーツが高いです。それこそサドル一個3万とか平気でします^^;

サドルだけです。本当に座るところだけが、3万円。高いものだと5万円とか10万円するものも…。サドルだけあっても走れないのに、おかしいだろ?!って思いますよねw

そんな高額なものを販売してたんですが、何度か300万円を超える自転車も販売しました。でも実は、一番売れ筋なのは、100万前後のロードバイク。

「いやいや、そんな100万円もする自転車、一体誰が買うの!?」と思いませんか?

購入された方は、別に社長だとか、大企業の役員だとか、お金が有り余ってるとかではありません。

では、どんな人が100万円を超える自転車を買うのでしょうか?

#クイズ:100万円を超える自転車を買う人はどんな人?

100万円を超える自転車を買う人、どういう人か少し考えてみてください…。

、、、

、、

答えは出ましたか?

100万円を超えてくる自転車を買う人、それはレースに出る人です。自転車にもレースがあって、ツールドフランスはとても有名です。大昔フジテレビでもレース中継がされてたんですよね。知らない人がほとんどですが…。

で、ホビーレースといって、いわゆる草野球みたいな感じで、自転車もレースがあります。

で、レースで勝つか負けるか。それが機材で変わってくるわけです。ならそこにお金を投資する人がいますよね。そう言う人は、勝つためと考えると、自転車に100万円も普通に出せるってことなんです。

日本ではママチャリが普及してるので、自転車といったら、 1万円くらいしか出せないって思う人が多いと思います。でも、対象がレースに出場する人で、レースで勝つことが目的になると、その反応は大きく変わってくるんですよね。

すごいだろーってことが言いたいわけではなく、ターゲットを変えるだけで、ここまで価格に対する認識が変わるってこと。

#ターゲット次第で価値は何倍にも膨れ上がる。

有名なのがボールペンの話。ボールペンなんか、100円で5本入りとかも売ってる中、僕が普段使っているモンブランのボールペンは1本5万円以上します。価格でいうと何倍!?ってくらい高いです。万年筆も持ってますが10万円くらい。多分知らない人が聞いたら意味分からないですよね笑

でも、これもターゲットが完全に違うわけです。モンブランのボールペンを使う人は、企業の重役とか。重役が1本20円のボールペンで契約書にサインなんかできませんよね。もっとハイレベルなものになると、皇室向けとかもそうですよね。

皇室のイベントで使われるものだって高額です。それこそ国の面子がかかってるわけですから、安いものなんか絶対に使えません。

実際、あるハンコを販売している人が、対象を起業してすぐの人から、社長・役員用ハンコってポジションに変えたら、バンバン注文が入るようになったとか。それまでと商品自体は何も変えてないのに、、です。

名前だけ、社長専用ハンコとか、重役にオススメの重厚なハンコ見たいな感じに変えただけだそうです笑

もしあなたが自分の商品、サービスの単価が安い…。そう思ったことがあるのなら、ぜひ一度、大企業の社長を対象に商品を売れないかを考えてみて欲しいんですよね。

大企業の社長が使う商品に相応しいか。ターゲットが大企業の社長なら、この価格はどうかとか。ターゲットを変えたら、商品の価格はいくらくらいが妥当なのか。商品自体の魅力は変えずとも、切り口が変わりますよ。

ターゲットが全て。

ー中村一樹

余談ですが、よくある2万円くらいで販売されてるマウンテンバイクは、実はマウンテンバイクではありません。ATBと呼ばれるもので、ルック車なんて呼ばれます。

自転車のフレームメーカーにもLookってメーカーがあるので、日本では間違われますが、Lookは高級ブランド。ルック車は、低価格の偽MTB。

ATBのフレームをよく見てみると「山を走ることには不向きです。」的なことが書かれてあります^^;

本格的なマウンテンバイクになると、最低でも15万円以上。20万円で前後にサスペンションがついてるものなら、山を走っても大丈夫という感じ。

もし自転車を買いたいと思ったら、ぜひ一度僕にご相談ください笑

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