代表挨拶

Sales Maketing
代表 中村一樹
初めまして。Sales Marketing代表の中村一樹と申します。
きっと、あなたと僕は、初めましてでしょう。そこで、まずは僕自身のことを少しだけお話しさせてください。
僕は1992年7月7日、大阪の下町で生まれ育ちました。生まれたのは松原市。その後も羽曳野、柏原、八尾と、大阪の人が見れば「お前、ヤンキーやろ?」と言われるような地域を転々としましたが、僕は至って大人しく、本とロードバイクが好きな純情な少年でした。
そんな僕の少年時代、周りには町工場がたくさんあり、職人たちがひしめき合っていました。彼らは溶接や板金、旋盤加工など、世間には知られていないけれど、とてつもない技術を持った人たちでした。たとえば、僕の父もその一人です。彼は東大阪の町工場で溶接職人として働いていました。太陽の塔の顔部分を溶接した会社で働いたり、ルイ・ヴィトンやシャネルの什器、電車の連結部分など、様々な「すごいもの」を手がけてきました。
しかし、不思議なことに、これらの素晴らしい製品の裏側にある「すごい技術」や「すごい人」は、ほとんど知られていません。太陽の塔を作った岡本太郎は有名ですが、実際にそれを溶接した町工場のことは誰も知らない。優れた商品やサービスが世に出ていても、それを作った人のことが埋もれてしまっている。少年時代の僕は、そんな光景を目の当たりにして、漠然とこう感じていました。
「こんなに凄いのに、なぜ知られてないんだろう…」
この問題意識は、今も僕の仕事の根底にあります。
父の言葉が教えてくれた「埋もれた価値」
僕が中学生の頃、父親が「チチ、会社やろうかな」と、ふと漏らしたことがあります。当時の東大阪や八尾は、不景気の煽りを受けて町工場の倒産が相次いでいました。会社の倒産は、時として社長の自殺という悲劇的な結末を招くこともありました。まだ幼かった僕にとって、「会社をやる」という言葉は、父親が命を落とすかもしれない、という恐怖と直結していました。
だから僕は必死に止めました。「絶対にやめろ、そんなんしたら俺死ぬで」と。
僕の父親は、腕一本で生きてきた職人です。何度会社をクビになっても、60歳を過ぎても、すぐに再就職先が見つかるほどの実力者でした。そんな父が「会社をやる」と言った時の、期待と不安が入り混じった表情。そして僕が「絶対にやめろ」と言った時の、少し寂しそうな表情は、今でも鮮明に覚えています。
僕の父親は、本当に素晴らしい技術を持った職人です。知られさえすれば、もっと多くの人を助け、幸せにできる力がある。それが、僕がこの仕事をする原点です。世の中には、人の人生を大きく変えるような優れた知識やノウハウ、そして世界に誇れるような技術や商品が数多く存在します。でも、それが知られていない。埋もれたままになっている。この現状は、それを必要としている人たちにとって、あまりにも大きな損失ではないでしょうか。
例えば、ある整体の先生が、慢性的な痛みに苦しむ多くの人を救えるほどの素晴らしい知識を持っていたとします。しかし、それが誰にも知られずにひっそりと診療を続けていたとしたら、どうでしょう?救われるはずだった人たちは、痛みを抱えたまま生活を続けなければならないかもしれません。
私たちは、そんな「埋もれた価値」を発掘し、それを必要とする人たちに届けることが、社会全体を良くすることに繋がると信じています。
「正しい戦略と正しい知識」が人生を変える
僕は社会人になり、ダイレクト出版という会社に入社しました。そこで、ダイレクト・レスポンス・マーケティングという手法と出会い、入社後わずか1週間で1000万円の売上を達成しました。この時、特別なことをしたわけではありません。リストに対してメールを送っただけです。
この経験は、僕の人生観を大きく変えました。
それまで「営業は足で稼ぐもの」「努力と苦労なくして成功なし」という固定観念にとらわれていた僕は、正しい戦略と正しい知識さえあれば、汗水垂らさなくても、大勢の人に一気に価値を届けられるということを知ったのです。
もちろん、成功するためには地道な努力と行動は不可欠です。しかし、どれだけ頑張っても、その努力の方向が間違っていれば、成果には繋がりません。まるで、間違ったハシゴを登り続けるように、徒労に終わってしまう。
正しい戦略と正しい知識があれば、会社を作り、ある程度の売上を上げることは、決して難しいことではありません。
僕が独立してこの事業を始めたのは、その「正しい戦略と正しい知識」を、世の中の社長や事業主の皆様にお届けしたいと思ったからです。
社長は孤独です。特に一人でビジネスをされている方は、日々「このやり方で合っているのか…」と悩みながら、先が見えない状態で進んでいくしかありません。もしそんな時に、正しいマーケティングやセールスの知識を持つ「参謀」のような存在がいたら、きっと社長は確信を持ってビジネスを進めることができるはずです。
そして今、僕は当時の父親にこう言ってあげたいのです。
「俺が売上を上げる。だから安心して、社長になりーや」
私たちの使命は「幸せの循環」を生み出すこと
私たちの仕事は、単に集客や売上を増やすことではありません。
私たちの使命は、まだ見出されていない商品・サービスが持つ本当の価値を引き出し、より多くの人へ届けること。 そして、その結果として、「幸せな循環」を生み出すことだと考えています。
例えば、在宅医療の現場で深刻な問題となっている人材不足に悩むクリニックをサポートしたときのことです。私たちは、そのクリニックが持つ「患者様の人生に寄り添う」という素晴らしい価値に対して、「採用方法」のコンテンツをお伝えしたところ、13名の優秀なスタッフが採用され、教育体制も整い、新しいリーダーも育ち始めました。
これは、単に「採用がうまくいった」という話ではありません。
患者様は質の高い医療を受けられ、スタッフはやりがいを感じながら働ける。そして、クリニックは地域医療の要として、より多くの人々を救うことができる。このように、素晴らしい知識が、社会課題の解決につながり、日本を、ひいては世界をより良くする一歩になった瞬間だと、僕は確信しています。
この「幸せの循環」こそが、私たちが目指すものです。
そして、その循環の中心にいるお客様には、売上アップという結果だけでなく、「やりたいことに突っ走れる環境」と、「充実した人生」という、本当の幸せを手に入れてほしいと心から願っています。
あなたは、あなたの素晴らしい商品・サービスに、自信を持っていますか? もし、あなたが「正しい戦略と、正しい知識」をもって、その価値を世の中に広めたいと少しでも思っているのなら、ぜひ一度ご相談ください。相談は無料です。
何をすればいいか分からない、話を聞いてほしい、それだけでも構いません。あなたの心の中にある、素晴らしい情熱と、埋もれている価値を、ぜひ僕にお聞かせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2025年8月13日 Sales Marketing 代表 中村 一樹